家在宅ワーク」ってよく聞くけど、皆どうやって探してるの?本当に稼げるの?怪しくないの?こういう疑問を持たれている主婦の方は多いと思います。

やはりこの不況ですから、少しでも家計の足しになるように働きに出たいけれど「子供を預けるところがない」「親の介護で家を空けられない」など様々な理由で在宅ワークを探している方が本当に大勢います。特に事情がなくとも、お家で自分のペースで働けたらな…というのは誰しも願うことですよね。では実際、在宅ワークのお仕事なんてあるの?ということですが…。

ネットの普及に伴い、それを活用して個人が在宅形態で仕事をするということが可能になりました。そのため、コストカットの点から外注先として在宅ワーカーに仕事を依頼する形態を取る企業も増えています。そして、それを円滑にするために企業と個人との仲介機関も増えており、どんどん在宅ワーク市場は拡大してきています。ということで、お仕事は…あります!

しかし、在宅ワークを望む人が多い分、それを利用する悪徳詐欺業者がいるのも事実です。少しでも家計の足しに…と思って始めたはずが、騙されてお金をとられた(泣)なんてことのないように、甘い話には乗らないように気をつけましょう。(私も何度か「在宅ワーク」で検索を試みましたが、笑っちゃうくらい明らかに怪しいサイトをたくさん見つけました。「家事の合間に月100万円の安定収入!」とか…)

では、安全な在宅ワークの始め方について、おすすめ情報等もまじえて紹介していきます。

在宅ワークの定義

お家で出来る仕事が何でもかんでも「在宅ワーク」と思われがちですが、厚生労働省の定義によると「情報通信機器を活用して請負契約に基づきサービスの提供等(例えば、テープ起こし、データ入力、ホームページの作成、設計・製図等)を行う在宅形態での就労をいう。」とのこと。

つまり簡単に言うと「会社からお仕事を貰って家で働く」ってことですね。なので、お家で株をやったり、ネットショップを運営したりというのは、確かに「家でやっている」点では同じですが、会社から発注された訳ではないので、ここでいう「在宅ワーク」とは差別化しておきます。当サイトにおけるお仕事の区別のためにも最初に定義をはっきりしておきました。

株やネットショップ等も含めた広義での「在宅でするお仕事」については、トップページのメニュー「在宅で稼ぐ」に色々載せていますのでそちらをご覧ください。

在宅ワークのメリット・デメリット

メリット

  • 通勤しなくて良い

通勤時間の無駄を省けるのはもちろんですが、サイトを介したりメールのやり取りだけでお仕事可能な場合もあるので、田舎に住んでいて近くに求人が無いという方でもお仕事することが可能になります。

  • 自分のペースで仕事ができる

会社で働くとその会社のタイムスケジュールに縛られますが、在宅ワークの場合、納期さえ守ればあとは自分のスケジュールで動くことが出来ます。

  • 人間関係のストレスが少ない

もちろんお仕事を頂く会社の担当の方とは関わらなければなりませんが、職場での上司・部下の上下関係もありませんし、無理して苦手な人とうまくやる必要もありません。集団の中にいることは、知らないうちにストレスになっていることもありますよね。

デメリット

  • 完全自己管理が難しい

「自分のペースで仕事ができる」というメリットの裏返しですね。会社では半ば強制的に仕事をする環境におかれますが、家にいると仕事だけに集中する時間を作ってスケジュール通りに仕事をすることは、意外に大変なことです。納期のプレッシャーもありますし、逆に会社で働く方が楽な場合も…。

  • 責任が重大

もちろん社会人ですからどんな仕事にも責任はついてきます。ですが在宅ワーカーの場合、会社はあなたを外注先として見るわけですから、会社員として中で働いている人よりも厳しい目で見られます。納期が守れそうになくても助けてくれる同僚はいません。守れなかった時点であなたへの信頼も以後の仕事もなくなってしまいます。

  • 報酬が安い場合が多い

スキルが要らない誰にでもできるお仕事は単価が安めです。会社側としても、簡単な仕事は社内で人件費を使ってやるより安くあげるために外注することも多いようです。反対に自社ではできない専門的な仕事を外注する場合は、やはり知識やスキルが必要な分、報酬は高いです。例えば、翻訳・校正・WEBなど。

どんな在宅ワークがあるの?

  • データ入力

数値データ・文字データなど様々なデータを入力する仕事です。Excel・Wordソフトが必須です。テンキー入力・文字入力ともに速さと正確さが求められます。単価は会社によって様々ですが、作業時間ではなく、件数で支払われることが殆どです。

  • 資料・チラシ作成

発注元の望む会議資料や広告チラシを作成する仕事です。Excel・Word・PowerPointなどでグラフや表を扱えるスキルが必要なもの、Illustrator・Photoshopなどのグラフィックソフトを扱えるデザインスキルが必要なものまで様々です。

  • テープ起こし

音声を録音したテープを聞いて文字に書き起こす仕事です。そのまま書き起こすだけの場合スキルは要りませんが、それを記事にまとめたりすることが必要な場合、ライティングの経験や技術が必要になってきます。

  • ライター

コラムやブログ記事・ニュース記事などを書く仕事です。最近ではネットの普及によりWeb媒体での記事作成等の仕事が多いです。ライティング技術が必要なものから感想クチコミ程度のものまで様々です。

  • 編集・校正

印刷物の文字や内容・体裁の不備を調べ修正する仕事です。出版・印刷会社等での経験と知識が必要な場合が殆どです。

  • 翻訳

英訳・和訳に限らず様々な言語の翻訳のお仕事があります。英訳・和訳の仕事よりは、専門性の高い文章の仕事・翻訳者が少ない言語の仕事の方が単価が高いです。

  • 設計・製図

主にCADを使った機械・建築の設計等を行うCADオペレーターと呼ばれる仕事です。CADというソフトが扱えること以外にも製図知識等も必要になってきます。建築・工事関係の会社等の実務経験がないと難しい世界です。

  • Webデザイナー

ホームページやWebコンテンツ作成の仕事です。Webに関する知識やデザインセンスが問われます。フリーのWebデザイナーは数多いですが仕事の件数も多いです。

  • イラストレーター

イラスト・POP・ロゴ等のデザインをする仕事です。出版物の挿絵など手書きの仕事からホームページのロゴやバナーなどPCを使った仕事まで様々です。経験や知識というより、自分の個性を生かしてお仕事ができる分野です。

  • 電話業務

テレアポ業務や秘書業務などの仕事です。報酬は時給換算の場合が多いです。頑張りによってインセンティブが貰える仕事もあります。

  • 内職

シール貼りや袋詰め・組立などの手作業の仕事です。内職に関しては別のページで説明していますのでそちらをご覧ください。

在宅ワークの始め方・探し方

①内勤として勤務し退職後に外注として仕事を貰う

この形が最も双方にとって安心で、実際一番多い形ではないかと思います。当然ですが、発注者側としては見ず知らずの在宅ワーカーに仕事を任せるのは不安です。いくら事前に話をしても相手の能力や経験は未知数であり、実際には仕事ができる人であっても、残念ながら信頼性に欠けるわけです。在宅ワーカーに仕事を頼む会社は自社でさばききれない分を外注に出していることが多いので、納期は厳守の上、失敗は許されないわけです。そうなると、やはり以前働いていた経験がある人に任せる方が安心ということになるのも無理はありません。

もちろん最初から在宅ワーカーとして始める方もいますが、もし可能であればまずは内勤として働き、のちに外注を任せてもらえるような会社を探すのがオススメです。継続して仕事を任せてもらえる可能性が高いからです。求人サイト等でも、入社して一度仕事を覚えたら以後外注として働ける旨を書いている求人もあります。ただ…やはり在宅可能な職種って限られていますし、探すのは結構難しいかもしれません。

身近な話で参考にならないかもしれませんが、私は実際に以前働いていた市場調査・マーケティングリサーチの会社を退職後、データ入力と資料作成の仕事を頂いています。周りには、編集アシスタントとして医療雑誌の編集部で勤務後に校正の在宅ワークをしている人、Web制作会社を退職後、イラストやFlash等の仕事を貰っている人などがいます。また、友人知人の紹介など横の繋がりで仕事を得る機会も少なくありません。利用できる繋がりは利用して、自分から売り込むというのも仕事に巡り会うスキルのひとつだと思います。

②求人誌やタウン誌・新聞の折り込み広告で探す

最近ではメールや電話だけで仕事が成立することも多いですが、面接必須の会社や資料・材料の受け渡し等が必要な職種だと近隣で在宅ワーカーを探す会社も多いため、地域を限定した媒体で募集が載っている場合も多いです。こまめにチェックしましょう。

近隣での仕事探しはタウンワークがおすすめです。「内職」「外注」「委託」などのワードでフリーワード検索すると数件ヒットしますよ。このワードを登録しておけばその条件にヒットするお仕事をメールで知らせてくれるサービスもあるので登録しておくと良いかもしれません。

③在宅・SOHO専門の求人サイトやマッチングサイトで探す

ネットの普及によりインターネットで在宅ワークのお仕事を探すことも可能になり、そういったサイトもどんどん増えてきています。最近TVや雑誌でも話題の「クラウドソーシング」という働き方があります。クラウドソーシングとは、ネットを介して不特定多数の人に業務を委託するという新しい雇用形態のことを言います。本来ならば実際に会って、仕事の依頼→打ち合わせ→業務遂行→報酬を受け取る…という流れになりますよね。これをすべてネット上で行うということです。

クラウドソーシングという働き方は、時間や経費が省けるという合理性から発注者側にも受注者側にもお互いメリットが多く、今すごい勢いでサービスや仕事が増えています。最近では、クラウドソーシングだけで生計を立てている在宅ワーカーもいるくらいです。

10分程度で終わるちょっとした仕事から、何ヶ月もかかるようながっつりなお仕事も多種多様です。何かちょっと不安だな…という方も最初はスキマ時間を利用したお小遣い稼ぎ感覚で気軽に始めてみてはいかがでしょうか。一度お仕事をして気に入って貰えれば、継続してお仕事を貰えるようになる可能性も充分あります。

クラウドソーシングについては、別のページでも詳しく説明していますのでそちらもご覧ください。

在宅専門の求人サイト・マッチングサイトでいくつか有名なものを紹介しておきます

 

  • 「シュフティ」

シュフティテレビ朝日の「いきなり!黄金伝説」にも情報提供をしている有名で信頼できるサイトです。

名前の通り、主婦向けのスキルの要らない簡単な在宅ワークが多いので気軽に始められます。

【利用料】会員登録無料。お仕事をした場合、報酬の10%がシステム利用料として引かれる。

【報酬の受取方】サイト独自のポイントで受け取り、銀行で換金する。(最低換金額2,025円)

【案件の傾向】事務仕事系が多い(簡単な文章作成、データ入力、在宅テレアポ など)

【公式サイト・詳細】シュフティ

 

  • 「クラウドワークス」

クラウドワークスクラウドソーシング系サイトでは代表格のサイト。クライアントには大手企業も多い。フリーのエンジニア・デザイナー向けの仕事が多いですが、主婦向け・シニア向けの記事作成・データ入力等のこまごました仕事もあります。

【利用料】会員登録無料。お仕事をした場合、報酬の5〜15%がシステム利用料として引かれる。(無料キャンペーンをしてる場合もあり)

【報酬の受取方】銀行振込(15日締め月末払い・月末締め翌15日払い)

【案件の傾向】デザイン・WEB・エンジニア系が多いが、それ以外にも幅広い分野の仕事がある。(HP作成・バナー・イラスト作成・記事作成・データ入力・テープ起こし・校正 など)

【公式サイト・詳細】CrowdWorks(クラウドワークス)

 

  • 「ランサーズ」

ランサーズクラウドソーシング系サイトでは日本最大級の規模。エンジニア・デザイナー・クリエイター向けの案件が多いが、翻訳・ライティングなど幅広く仕事数がとにかく多い。

【利用料】会員登録無料。お仕事をした場合、報酬の5〜15%がシステム利用料として引かれる。

【報酬の受取方】銀行振込(3,000円を超えた時点で15日締め月末払い・月末締め翌15日払い)

【案件の傾向】デザイン・WEB・エンジニア系が多いが、それ以外にも幅広い分野の仕事がある。(HP作成・バナー・イラスト作成・デザイン・記事作成・データ入力・翻訳 など)

【公式サイト・詳細】 Lancers(ランサーズ)

 

  • 「ココナラ」

ココナラ自分の「得意(経験・知識・スキル)」をオンライン上で売り買いできる、モノを売らないフリーマーケットです。例えば、「恋愛相談が得意」「似顔絵が得意」など、通常は仕事にならないような「得意」でも売り買いできるので、他のクラウドソーシング系サービスとはひと味違って面白いですよ。もちろん気になる「得意」があれば買うことも出来ます。1サービス500円とワンコインでやり取りできるのも手軽で良いですね(基本の500円に追加する形で100円~99,999円の範囲で料金を支払える「おひねり」機能もあり)。

【利用料】会員登録無料。お仕事をした場合、報酬の30%がシステム利用料として引かれる。

【報酬の受取方】銀行振込(1,000円を超えた時点で振込の申請する)

【案件の傾向】何でもあり(相談・占い・イラスト・記事作成・レシピ考案 など)

【公式サイト・詳細】coconala(ココナラ)

 

④自分のサイトを作る

自分のスキルや作品を紹介するHPやブログを作って不特定多数の人へ売り込むというやり方です。つまり仕事を探して応募するのではなく、仕事を依頼されるのを待つ方法。Webデザイナーやイラストレーターなどの方がこの方法を用いることが多いです。

しかし、やはり無数にあるHPから自分のサイトへ見に来てもらうこと自体が難しいので、それだけでお仕事に繋げることはよっぽど有名な人でないと厳しいです。

在宅ワーク詐欺に合わないために

在宅ワーク詐欺・副業詐欺として被害が多いとされているのが、稼ぎを期待させて先にお金を騙し取るというケースです。例えば、「マニュアル代」「セミナー代」「仕事紹介料」「セキュリティ対策」などの名目で初期費用を請求し、「最初にこれさえ払えば月ウン万円稼ぐことが出来ますよ!」「すぐ元が取れますよ!」などと言って結局全く仕事をよこさなかったり、言う通り仕事をしたのに難癖をつけて報酬を支払わなかったり…。

仕事をしていないうちから最初にお金を請求する業者と契約してはいけません。詐欺の可能性が高いです。中には本当に初期費用を払えば稼げる場合もあるかもしれませんが、騙されるリスクが少しでもあるものは避けた方が良いと思います。

もし、「スキルが足りないから出来る仕事がない…」ということであれば、信用のできるところで教室に通うなり教材を買うなりしましょう。

最近では、日ペンの美子ちゃんで有名ながくぶん総合教育センターで「在宅ワーカー養成講座」が2014年7月から開講されました。この講座は、シュフティが協力・監修していますので実際の在宅ワーク市場に沿ったスキルが得られる内容になっており、この講座の修了バッジを提示することでシュフティでお仕事が得られやすくなるようです。これについては別のページにて紹介していますので、参考にしてください。

まとめ

ネットの普及により在宅ワークのお仕事の幅も量も上昇傾向にあります。長引く不況で非正規雇用が増えているのと同様に、企業側が合理的に仕事を発注できる在宅ワーカーに目を向けているという側面もあると思います。そういった企業側の希望と時間を縛られずに働きたい主婦の希望とが、マッチングした理想の形が在宅ワークだと言えるかもしれません。

在宅で働きたい気持ちはあるけど何から初めていいか分からないという方は、前述したクラウドソーシング系のサイトをいくつか覗いてみるといいかもしれません。「こういう仕事もあったのか」「これなら自分にもできるかも」といった新しい発見がありますよ。あなたに合った在宅ワークと出会って理想のワークライフバランスを手に入れて下さいね。